富岡 美智子 先生 「健康寿命推進への取り組みー多国籍社会・米国からのレポート」

2024年8月6日、奈良調理短期大学校において、「介護食士」養成施設の担当教員に対し、講義をお願いしました。

富岡先生は、米国登録・ニューヨーク公認栄養士、総合栄養士(MBA、RDN、CDN、IFNCP)として、ニューヨーク、ニュージャージーで栄養士をしながら健康に良い和食の普及に努めるなど活躍されています。

講義は、健康寿命から話が始まり、アメリカでの栄養の落とし穴として、SAD、6大赤信号食品、栄養表示の落とし穴などの説明がありました。そして、ハーバード大学が推進する健康寿命促進法、規制CMS、植物重視の和食について説明があり、最小限の肉・砂糖・加工食品・乳製品と野菜中心の食事(和食)、適度な運動や仲間など生活改善がエビデンスに基づく健康増進であると話されました。

最後に、ケセラセラプリンを試食しました。ケセラセラプリンの材料は、チアシード、フラックスシード、豆乳、ドライフルーツ、バナナ、あと抹茶やシナモンなどの味付けだけで、一晩冷蔵庫で寝かせます。繊維、たんぱく質、ファイトケミカル、オメガ3などが摂れる栄養満点デザートです。受講者に美味しいと好評でした。

富岡先生は表情豊かで元気な先生で、テンポよい講義で集中して講義を聞かせていただきました。

公益社団法人 全国調理職業訓練協会

介護食事業推進委員会