介護食士とは

kaigoshoku_300px介護食士は、内閣総理大臣認定・公益社団法人全国調理職業訓練協会が、介護に携わる方たちの調理技術を向上させる目的で設けた認定資格制度で、公益事業として認定されています。

人間は高齢になると、若い時と違って色々と障害が出てきます。例えば、歯が抜けてしまったり、義歯の調子が悪かったり、飲み込むときにむせてしまったりして、十分に食事をとることができなくなります。しかし食べることは体に必要な栄養を満たすために必要かつ重要なことですから、要介護者にとって介護食は、生きていくためになくてはならないものです。従って、介護食に関する知識は、ホームヘルパーや栄養士、調理師、介護福祉士など、介護関係の仕事に携わる方に人気があます。

介護食士は、要介護者向けの食事が提供できる専門知識を学んだ人に与えられる資格です。資格には1級から3級まであります。現在、協会では、介護食士の資格取得を希望する方のために、協会の認定施設において、その学校の学生並びに一般の方を対象にして、介護食士講習会を開講しています。特に、3級の講習会は、介護食の基礎知識を取得できるので、介護食に興味がある方など、一般の方も数多く受講しています。

講習会の講習時間は、3級でも72時間ととても内容が濃く、経験豊富な講師陣から直接受講することができます。お近くの正会員校・賛助会員校にお問い合わせ下さい。