介護食士講座・資格の種類

内閣総理大臣が許可した公益社団法人全国調理職業訓練協会によって認定される資格です。調理訓練校や調理師学校など調理関係の学校で開講しますので、設備が整っています。

また講師陣も経験豊富な先生が担当します。受講時間が充実の72時間で、日々の業務や暮らしに必要な知識と技術がしっかりと学べます。

介護食士3級

高齢者の身体的機能の特徴や栄養素の知識、食品や調理する際の衛生の知識などの講義の他、おいしく、食べやすく、飲み込みやすい「介護食」の技術を学びます。
講習会修了後に修了試験を受験して合格するとことで資格を取得することができます。

・受講資格
受講資格不要(どなたでも受講できます)

・講習内容
学科(25時間) 介護食士概論、医学的基礎知識、高齢者の心理、栄養学、食品学、食品衛生学
実習(47時間) 調理理論・調理実習Ⅰ、調理理論・調理実習Ⅱ

介護食士2級

医学的基礎知識、高齢者の心理、食材の衛生管理などの講義の他、おいしく食べやすい「介護食」の普通食からの展開方法や生活習慣病予防食を学びます。
講習会修了後に修了試験を受験して合格するとことで資格を取得することができます。

・受講資格
介護食士3級を取得した方

・講習内容
学科(16時間) 医学的基礎知識、高齢者の心理、栄養学、食品学、食品衛生学
実習(56時間) 調理理論、調理実習

介護食士1級

栄養状態の判定や、低栄養を考慮した献立作成、食品と薬の関係などの講義の他、様々な方(身体機能や疾病)を想定した献立を作成して調理する技術を実習します。
講習会修了後に修了試験を受験して合格するとことで資格を取得することができます。

・受講資格
介護食士2級を取得した後2年以上介護食調理の実務に従事した25歳以上の方

・講習内容
学科(32時間) 医学的基礎知識、高齢者にかかわる制度、栄養学、食品学、食品衛生学
実習(40時間) 調理理論、調理実習